通所介護事業所との提携

2019年04月09日

 新年度を迎え、今年度も通所介護事業所様との業務提携を無事に更新することができました。現在は訪問業務に力を入れているため、週に1回程度の事業所訪問としていますが、作業療法士としての視点を活かした仕事ができればと考えております。

 本年度も無事に業務提携をしている通所介護事業所様と契約更新を行うことができました。作業療法士の『作業をできるようにする』という専門性を活かした仕事ができるように努力したいと思っております。


ー作業の視点を伝える、多職種連携ー

 作業療法士の言う「作業」とは、人がしたいことや、する必要があることなどを指します。

 病気や障がいを負うと、「したいけどできないこと」が出てきたり増えたりします。

 この「したいこと」をできるようにしたり、結びつきを持てるように工夫することが作業療法士の仕事です。

 しかし、作業療法士だけではこの作業の可能化を実現することは困難です。そこで多くの職種の方と専門性を活かし合いながら同じ目標に向かってアプローチを行うことが重要となります。


 以前は、手芸を楽しんでいた方、畑で野菜を育てていた方、家族と買い物に出かけることが習慣となっていた方、一人で病院まで歩いて行かなければならない方、料理を作らなければならない方。

 一人ひとりに大切な作業があります。

 その大切な作業を一緒に見つけたり、実現することが介護保険制度においても重要視されるようになっています。


ー多様な働き方が求められるー

 現在、病院などの医療機関外で働いている作業療法士や理学療法士、言語聴覚士は本当に少ない状況です。ただでさえ、医療・介護の現場は人手不足が続いています。

 そこで私たち療法士に求められることは、「多様な働き方ができること」にあると思います。

 介護保険では、個別機能訓練指導員の基準緩和が行われています。地域や地域にある多くの事業所は療法士の力を必要としているのです。


 現在、一つの医療機関だけではなく、幾つかの医療機関と事業所を掛け持ちする療法士も増えてきています。

 さらに、昔はご法度に近かった副業を認める法人も多くなってきています。

 私は、単に副業することを勧めているのではなく、私たちが地域の資源としてどう働くことができるのかや、役に立つことができるのかを考えながら動いていく必要があると考えています。


 フリーランスや起業する療法士が増えていることも、個人的には地域をより良く、より面白くすることに繋がると思っています。

 起業した療法士を「競合相手」と見るか、一緒に地域を作り上げていく「仲間」と見るか。

 当然、私は一緒に地域を良くするための「仲間」として歓迎致します!


ー施設や医療機関への訪問リハビリもしていますー

 最後に、施設や医療機関への訪問リハビリについても書いておこうと思います。

 通所介護事業所との提携は、個別機能訓練指導員としての配置で個別機能訓練に関わっています。

 一方、訪問型自費リハビリは「個人」の依頼によって在宅や施設に訪問し、リハビリを行うものです。施設入居者様への訪問実績もあり、ケアマネジャーさんとの連携も図っております。

 さらに、リハビリテーション科のない医療機関への訪問も行っております。


 現在は「個人」の依頼で訪問を行っていますが、施設入所者様に訪問リハビリをしたいという希望がある場合は「施設」からの依頼でも訪問リハビリをご利用頂けるように体制を整えたいと考えています。

 例えば、水曜日の9時から2時間の枠を確保して欲しいなどのご希望にお応えし、2時間の間で数人の入居者様に個別リハビリ(40分×3人など)を提供するという形です。


 利用料金に関しましては、まとまった時間を確保する場合、移動時間のロスがないため、通常の訪問利用料金よりも安くできる可能性があります。

 まだ構想段階のため、お問い合わせ頂いた際に希望施設様と協議の上、形を作っていければと考えています。

 これからも地域や地域にある事業所様と提携・連携してより良いサービスを提供していきますので、ご支援の程、よろしくお願い致します。