訪問看護/リハビリテーションについて
当社では、訪問看護ステーションの申請に向けて取り組んでいますが、今日は訪問看護/リハビリテーションがどのような役割を担っているのかを見てみたいと思います。
まず、訪問看護ステーションでは、何ができるのかを見てみたいと思います。訪問看護ステーションからは、看護師と療法士(作業療法士、理学療法士、言語聴覚療法士)が利用者さんのご自宅に出向いて看護やリハビリテーションを行うことができます。
訪問看護ステーションでは、保険を利用したサービスを受けることができます。基本的には介護保険を利用した訪問が多くはなりますが、特定疾患などの病気の方や介護保険対象外の方(若年者など)は医療保険を利用することもできます。
看護師や療法士は、利用者さんが安全に安心して楽しく在宅生活を送ることができるためのお手伝いをします。訪問看護を利用している高齢独居療養者の生活継続に必要な機能の分析という論文では、看護師の役割についても触れられています。
その内容を要約すると…
・健康の管理や心配事/不安を解消するためのお手伝い
・食事、身の回りのこと、入浴などのお手伝い
・生活環境の調整や維持(買い物や金銭管理などを含む)
・生活の満足度を確保するためのお手伝い(価値観を認める/趣味などの支援)
蒔田 寛子 、川村 佐和子 :訪問看護を利用している高齢独居療養者の生活継続に必要な機能の分析、BIOPHILIA 、2015.
看護師の仕事は本当に多岐にわたりますよね。大変だけど、とてもやり甲斐のあるお仕事だと思います。
また、療法士も在宅生活を安全に送ることができるように支援します。日常生活動作の練習をしたり、手すりをつけたり段差をなくすなどの環境を整えること、趣味が継続できるように支援すること、筋力や関節可動域(関節の動く範囲)を維持/向上することなど様々なお手伝いをします。
作業療法士、理学療法士、言語聴覚療法士はそれぞれ特徴が異なります。次回は各療法士の特徴についてのお話をしたいと思います。
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