肩の痛みの原因は?

2017年04月19日

 皆さんも一度はつらい肩の痛みを経験されたことがあるのではないでしょうか。その痛みの原因は何だったのでしょう?今日は肩の痛みについて少しだけお話をしたいと思います。

 どこの病院を受診しても肩に問題はない、湿布や痛み止めしか処方してくれないという経験がある方もいらっしゃると思います。「何でちゃんと診てくれないの?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、そのお医者さんの診たてに問題がない場合もあるんです。

 実は、肩そのものに炎症や石灰化が起きている訳ではないのに痛みが生じることがあるんです。

 今日の午前中は保険外診療の依頼を頂き、運動指導を行ってきました。肩の痛みが冬から続き、車椅子自走での外出が全くできなくなってしまったということでした。でも、30分の運動指導だけで肩の痛みはかなり改善しました!

 まず確認させて頂いたことは、肩の動く範囲と現在行っている肩のトレーニングです。どういう動きをしたら痛いのかや、ご自身が行っているトレーニングが過負荷ではないかということを確認させて頂きました。

 肩の動きは良く、亜脱臼などもないのですが、力を入れると痛みが認められました。その次に、肩甲骨周りの筋肉の張り具合や圧痛があるかの確認をしました。お医者さんの診たて通り、筋肉や腱そのものに痛みなどは認めていません。


 では、なぜ痛みが出るのか?

 それは、肩を動かすときに以前感じた痛みを脳が覚えてしまっており、無意識のうちに肩甲骨と上腕骨の動きやリズムが乱れていたからです。一緒に運動の再学習を行う必要があると伝え、まずは筋肉の緊張を整える運動から始めました。運動の際に力が入っている場面、力が抜けている場面をしっかりと意識して頂くことで、脳が覚えてしまっている痛みや肩の動かし方を改善しました。

 脳は本当にすごい働きを持っていて、学習をし直すことができます。痛みが出ないことの学習と、痛みが出ない動かし方の学習を行うだけで、ご本人様にも満足頂ける結果を得ることができました。

 この痛みの軽減は車椅子を自走して「お花見に行く」ことや「外食に行くこと」、「買い物に行くこと」などの自分がやりたいことの実現に向けた一歩に過ぎません。

 今後は自主練習を続けて頂いて、さらなる痛みの軽減を図り、車椅子が自走できるように一緒に新たな運動を取り入れたり、車椅子の自走練習をすることになると思います。これからさらに暖かくなってきますし、思いっきり外出して欲しいものです!


 また、肩の痛みに関しては、人によって原因が異なります。当社では、まずお医者さんに受診することをお勧めしております。受診したけど、それでも痛みが取れないという方は一度ご相談ください。