保険外事業という選択肢が与えてくれたもの

2019年02月21日

 昨日、2月20日に会社設立2周年を無事に迎えることができました。これもひとえに皆様のご支援のおかげだと感謝しております。

 当社は、『人を支え、人と共に生きる』を会社理念とし、2年前に設立致しました。この想いは今でも変わっておらず、人のために何をすることができるのかを日々考え続けています。


 そして、今年度は本格的に保険外事業である自費リハビリ事業、既存の事業所と連携を図る通所介護業務提携事業へと転換を図りました。

 この事業転換を行うことで、より円滑にリハビリを必要とする方に私たちの技術や知識をお届けすることが可能となったと感じています。


ー厳しい保険制度の改正ー

 『なぜ保険外事業なのか?』という理由の一つに、医療・介護保険制度の厳しい改正が続いていることが挙げられます。

 その中でも、医療保険を利用した外来維持期リハビリの廃止は医療業界に大きな衝撃をもたらしたと言えると思います。

 そして、廃止時期は2019年3月末とされており、その期限は目前に迫っています。

 外来維持期リハビリの終了は、介護保険への移行を促す目的であることは理解できますが、介護保険制度では十分に対応できるのかということに疑問が残ります。


ー施設入所者の自費リハビリ需要ー

 そして、保険内では通常困難な『施設入所者への訪問リハビリ』も自費リハビリであれば可能であるという点も大きな理由です。

 施設と言っても、様々な形態の施設があります。住居型の施設であれば保険を利用した訪問リハビリが可能ですが、介護付き有料老人ホームやグループホーム、小規模多機能などは原則保険を利用したリハビリを行うことはできません。


 現段階では、保険外事業はまだ一般的なものとなっておらず、十分に認知されていないため、今後は施設に入所している方のリハビリ需要がさらに増えてくると実感しております。

 実際に、当社では施設側の許可を得た上で、かかりつけ医の指示を頂いて施設への訪問を行っています。これは保険外事業を展開する上では大きな一歩であると考えています。

↓自費リハビリの詳細はこちら


ー地域と共に成長するー

 保険外事業の一つとして、通所介護事業所と提携してリハビリを行うという取り組みも今年度より開始しました。

 既存の事業所と提携することで、利用者様やその地域に住む方々と一緒に成長し、地域を形作る一員になれるのではないかと考えております。

 また、作業療法士の視点から、事業所のスタッフに『生活リハビリ』の効果や重要性を伝えたい!という想いで一緒に仕事をさせて頂いております。


ー保険外事業が与えてくれたものー

 保険外事業が与えてくれたものは、『利用者の選択の自由』、『保険制度に縛られない柔軟な対応ができること』、そして、何と言っても『最大限に療法士の力を発揮させてくれる場』であるということです。

 保険を使ったリハビリと併用して保険外でのリハビリをするという新たな選択肢ができたり、90分以上の長時間のリハビリにも対応できる、という点は利用する側にとって大きなメリットになります。


 また、保険を使ったリハビリと比較すると、『その場しのぎの適当な対応』をすると信用を失いやすく、継続した利用に繋がらないため、必然的に療法士の技術も向上すると考えられます。


ーまだ2年、もう2年ー

 事業を開始して、まだ2年と思うのか、もう2年と捉えるのかは人によって異なるものだと思います。

 私にとっては、本当にあっと言う間の2年間で、良い意味でも悪い意味でも、多くのことを経験することができた2年でありました。

 色んな人に支えられて、今の会社や自分があるのだと日々感じさせられます。本当に感謝の一言です。


 私自身も『人』に支えられて生きています。この恩を忘れず、『人の役に立つような仕事をする』『人を支えることができる仕事をする』ということを念頭に、今後も保険外事業を展開していきたいと思っています。

 人として、父として、作業療法士として、経営者として、まだまだ未熟者ですが、今後とも皆様のご支援のほど、よろしくお願い致します。