仕事との向き合い方-人の振り見て我が振り直せ-

2018年08月23日

 皆さんも、人の振り見て我が振り直せという諺を一度は聞いたことがありますよね。今日は医療・介護情報ではありませんが、仕事との向き合い方について記事を書いてみようと思います。

 人の振り見て我が振り直せという諺は、人の行いを見て自分を改めよというものです。小さい頃から良く耳にする諺ですよね。この諺を思い出させる、こんな出来事がありました。


ー郵便局の窓口でー

 ある郵便局に行った時の出来事です。郵便を出すために窓口に行ったのですが、私が「郵便をお願いします」と声掛けしたにも関わらず、無言で封筒を取り、量りに載せ、淡々と料金の請求をされるということがありました。

 「仕事」という意味では、しっかりと何の落ち度もなく、仕事をしているのですが、とても嫌な気持ちになりました。


 そして、別の日に他の郵便局に葉書を買いに行った時のことです。対応して下さった方は、笑顔で挨拶をし、丁寧に葉書の絵柄の説明などをしてくれました。数種類ある葉書から1種類を選び、気持ちよく帰ることができました。


 受けることのできるサービスは全く同じであっても、気持ち良くサービスを受けることができる方が当然選ばれますよね。これは療法士も同様です。

 僕はこの出来事以降、少し遠くても別の郵便局に行くようにしています。訪問途中に敢えて行ったことのない郵便局に寄ることもあります。少しの気遣いができるかどうかで、継続した顧客の獲得ができるかどうかを左右するのだなぁと実感させられる出来事でした。


ーわたしの医見を読んでー

 インターネット上で医療関連ニュースを読むことが多いのですが、医療を受けた人が投稿する「わたしの医見」というコラムが自分の行動を振り返る機会になります。

 患者さん目線で、無視をする医師、診察や説明をしていないのに検査をする医師、副作用を認めない医師など、様々な内容のコラムが掲載されています。

 これは、療法士にも当てはまることで、リハビリ内容を説明せず、痛みが出た時にも非を認めないなど、読み替えがきくものばかりです。

 私たち療法士も、自分の行動を振り返る必要があるかもしれません。療法士も「選ばれる時代」になっています。特に保険外の自費リハビリ領域では、技術はもちろん、人柄も重要です。誰も満足のいかないサービスや人に高いお金を払うことはありません。


ー失敗を笑うのではなく、自分の行動に活かすー

 仕事をする上で大切なことは、人の失敗や行いを見て笑うのではなく、自分のこととして受け入れ、自分自身を改めることです。悪い行いは悪い結果を生み出す一方、良い行いは良い結果を生み出します。常に自分自身の行動を省みることが大切です。

 また、人として基本的なことですが、自分がされて嫌なことは相手にしないことです。私は、自身の倫理的な行いが仕事にも現れると感じています。

 いつも笑顔で、丁寧に挨拶をし、嘘はつかず、ごまかさない。仕事としっかりと向き合うためには、まず自分磨き・人柄磨きから始めたら良いかもしれませんね。

 今日は医療情報ではありませんでしたが、時々このような記事も織り交ぜながらブログを書いていきたいと思います。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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