健康を考える

2017年03月25日

 皆さんは「健康」という言葉を聞いて何をイメージしますか?そもそも、健康ってどういうことなのでしょう?今日は「健康」について少し考えてみたいと思います。 

 ブログ記事の最初のテーマは「健康を考える」という、とてつもなく大きく漠然としたものを選んでみました。健康は適度な運動と栄養管理や休息によって増進する!と思ってしまいますが、これには複雑な要因が絡んできそうです。 

 では、まずは厚生労働省の 国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針を見てみます。健康増進の基本的な方針の中に、「生活習慣及び社会環境の改善を通じて、子どもから高齢者まで全ての国民が共に支え合いながら希望や生きがいを持ち、ライフステージに応じて、健やかで心豊かに生活できる活力ある社会を実現し...(長すぎるので、以下省略)」とあります。少し長くて理解しづらいですが、健康には「希望や生きがい」も必要であると文章から読み取れそうです。

 ただ、書かれている内容のほとんどが生活習慣の改善と健康寿命の延伸、健康格差の減少を目指す!ということであり、肝心の「希望や生きがい」について触れられてないことを何となく寂しく感じます。

引用(リンク先):厚生労働省告示第四百三十号, 2012.

 続いて、厚生労働白書を見てみると、今までの報告と共に、自治体や企業の取り組みが紹介されています。前半部分は生活習慣病の予防などについて書かれていますが、後半部分の自治体の取り組みがとても参考になります。

 例えば、福岡県大牟田市の取り組みでは、認知症の方が「安全に徘徊できる町」作りを地域住民と一体となって行ったり、地域交流施設でのお茶飲み会や集まりの場を提供する取り組みを行っているそう。(福岡県民としては記事が載っていて嬉しい)

 また、岩手県の高田病院は、震災後の仮設住宅に住む方々の生活不活発病予防のために農園を作ったとのこと。宮城県の石巻でもNPO法人フェアトレード東北が同様の取り組みを行っており、生きがい作りや就労の場の提供などを行った例が紹介されています。

引用(リンク先):厚生労働白書,2014.

 このような例を見てみると、メタボリックシンドロームや食生活の改善、運動習慣の改善以外にも「健康」を形作るものが見えてきそうです。次回は、「生きがい」について少し考えてみることにしましょう。