フレイルってなに?フレイルの3要因と対策

2018年09月11日

 皆さんは、フレイルという言葉を聞いたことがあるでしょうか?フレイルには3つの要因があると言われています。今日はいつまでも元気でいられるようにフレイルとその対策についてご紹介したいと思います。

ーフレイルとはー

 まず、フレイルとはなにか?ということから説明したいと思います。フレイルは、「虚弱状態」にあることを指します。これには、身体的要因、精神的要因、社会的要因の3つの要因があると言われています。

 ここで重要なのは、フレイルの状態を放っておくと、どんどん生活機能が衰えていく恐れがあるということです。まだ要介護の状態ではないのですが、その一歩手前の段階であるとされています。


ーフレイルの3要因ー

 フレイルの3要因を少し詳しく見てみます。身体的要因としては、筋肉が衰えるサルコペニアやロコモティブシンドロームが挙げられます。体が思うように動かせなくなり、生活機能が低下していく代表的な例ですね。

 精神的な要因は、うつ病による気分の低下や認知症や加齢に伴う認知機能の低下です。意欲の低下によって、何もしたくなくなり生活機能が衰えます。

 そして、最後に、一人暮らしによる孤独や閉じこもり、社会との関わりの乏しさ、経済的な困窮が社会的要因と言われています。人との交流が少ないことが生活機能の低下に繋がるのです。


ーフレイルを予防するための対策ー

 フレイルは健康な人と、要介護状態の人との中間の状態だと言われています。フレイルを放っておくと要介護状態となるリスクが高くなります。一方で、適切に対策をすれば、フレイルは予防でき、健康な状態を取り戻すことができるのです。

 フレイルを予防するためには、しっかりと栄養を取って運動をすること(身体的要因)、様々な活動や作業を通して認知機能を保つこと(精神的要因)や 人との交流を積極的に行うこと(社会的要因)が重要とされています。

 気晴らしになる趣味を持ったり、友達を出かけることなどは身体的・精神的・社会的にもとても良い刺激となると思います。


ー生活を楽しむこと、作業を見直すことー

 フレイルを予防するために、一度、ご自身の生活を振り返ってみてみることも良いでしょう。一日のうちに何をして、どれだけ体を動かしているのか、楽しみのある時間を過ごすことができているのかを振り返ってみて下さい。

 生活の中に、新しい作業を取り入れることで、簡単にフレイル対策ができるかもしれません。自分の生活にはどんな作業を取り入れたら良いか分からないという方は、リハビリの専門職である作業療法士に相談してみると良いかもしれません。

 皆さんと同じ視点で、一人ひとりに合った作業を提案してくれます。楽しく、やりがいのある作業を行うと自然と体を動かす機会も増え、認知機能も高まり、社会参加できるのではないでしょうか。

 フレイルを予防して、毎日を楽しく過ごしてくださいね。